八ヶ岳連峰・標高比の違いによる山容
2021年12月23日
前回に続き「八ヶ岳連峰」の山モデルについてです。
今回は標高比(弊社でいう高さの強調度)についてのご説明をしたいと思います。
「八ヶ岳連峰」は麓や登ってみると険しい山であります。
しかしながら上空からの航空写真などを見ますと「えっ」と思うくらい平坦に感じてしまいます。
実際山モデルを製作しても同じことが言えます。
製作範囲や見たい場所にもよりますが、通常1.2~1.4倍で製作しています。
そこで下記の製作範囲で標高比を1.4倍と1.5倍のシミュレーション画像を作ってみました。
下図は北西の上空から見た図になります。
どの図も上側が1.4倍で下側が1.5倍になります。
またどちらの山モデルのサイズも
厚さ40.0mm、幅は265.0mm 奥行が200.0mmから削り出したモデルになります。
分かりにくいかもしれませんが比較してみてください。
また下図は南西上空から」のものになります。
下図のものは真西から水平に見たものになり比較しやすいかと載せてみました。
もう少し分かりやすくするために材料のサイズを表して表現してみました。
青い線が材料の断面で厚み10.0mmと幅の265.0mmになります。
どちらも同じ厚みの材料から削ったシミュレーションになります。
上図(赤い山)の方が比較し易いでしょうか。
非常に微妙ですが山容の違いが分かりますでしょうか。
皆様はどちらの「八ヶ岳連峰」がお好みでしょうか?